散水テスト

■ 検査要領

【発生箇所@】の外壁側に
散水を実施する
まもなく【発生箇所@】
水分がにじんできた


外壁のクラックに対して
シーリング処理をしているが
補修漏れのクラックを確認した
写真16の箇所に紫外線に発光する
検査液を噴霧器を利用して投射する
3分程度で【発生箇所@】
検査液が到達し写真17の箇所を
【原因箇所@】と確定



写真16、写真17
の部分に
建物上部への散水検査を
有効にするため【原因箇所@】
対しシーリング処理をし
この箇所からの漏水を一時的に止める

トイレの配管に対して散水を実施するが
建物への異常なし
2階窓周辺へ散水を実施するが
建物への異常なし

ケラバ周辺まで散水範囲を拡げるが
建物への異常なし
外壁内の状態を調べるため
開口したモルタル補修部分への
散水を実施するが水の浸入はなし
【発生箇所@】の外壁上部より
30分以上の散水をするが異常なし

強風を伴う降雨を再現し
外壁と瓦の隙間箇所周辺に
霧状の散水を実施する
けらば瓦と破風の隙間に対して
強風を伴う降雨時を再現し散水する
小屋裏で木ずりの隙間から
流れる水が確認された

浸入した水は階下へ
向かい流れ落ちる
約30分の散水後、10分経過
【発生箇所@】に水滴が現れた
写真26けらば瓦と破風の隙間を
【原因箇所A】とする


【発生箇所A】の上部外壁への
散水を実施するが建物内部への
漏水は確認できず異常なし
同様に外壁クラック補修跡周辺の
散水を実施するが異常なし
3階ベランダ笠木への散水で
【発生箇所A】に漏水を確認

鴨居の入り隅から
水が流れ落ちるのを確認した
写真33と同じ箇所に
紫外線発光検査液を投射する
まもなく紫外線ライトに反応する
検査液が確認された
写真35を【原因箇所B】と確定する

【原因箇所B】の原因箇所を
特定するために外壁に散水を
実施するが異常なし
3階の腰窓に対して入念に
散水を実施するが
建物内部への以上はなし
散水範囲を拡げて外壁に
散水するが異常なし

3階サッシ上端コーナー部に
クラックがあり部分的に水張りを
実施するが異常なし
ケラバ周辺の外壁に対して
散水を実施するが
建物内部への以上はなし
高所作業車を利用して
外壁周辺の散水を行う


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